まだ、海外旅行は難しい状況ですが、ペクレールのアメリカチームが、最近アメリカ国内で 注目されている展覧会やインスタレーションについてレポートしてくれました。

アート

レモン・パーク ー シトロビア: ハドソン・ヤード・モールとハイラインの隣にある、工事現場を利用した楽しいアート空間。

何百にもおよぶ巨大なレモンやレモンの木、レモンスライスのオブジェが置かれているほか、休憩エリア、1 時間ごとに光のショーが行われる布製の「雲」、拡張現実体験などが提供され、普段あまり人が訪れることのないこの場所に、足を運んでもらうことを目的としています。

この都市再開発プロジェクト「マンハッタン・ウエスト」は、かつての鉄道車両基地の上に建設される、62階建ての高層マンションと、約 183万㎡のオフィススペースや164室のホテルを含む4つのビルで構成されています。すでに一部の施設は完成していますが、現在も建設中で、プロジェクト全体の完成は2023年を予定しています。

  • Waterfall NYC(ウォーターフォール NYC)

写真にあるタイムズスクエアに登場したデジタルの滝は、サムスン電子がdstrictと共同で7月27日に発表した「ウォーターフォール NYC (2021年)」というアートインスタレーション。高さ約100メートルのこの作品は、周囲を取り囲む騒がしい広告やマーケティングから鑑賞者を解放してくれます。このインスタレーションは、サムスンスマートLEDサイネージ用のコンテンツを開発するために、サムスンとdstrictが継続的に行っているデジタルアートプロジェクトの一つ。

巨大な3Dの波がデジタル掲示板に押し寄せ、タイムズスクエアの中心に驚くような光景を作り出しています。北米で最大かつ最も高価な広告掲示板である1535 ブロードウェイの38,100 ㎡のスクリーンはまるで、ガラス箱の中にハイパーリアルな波を納めているかのように見えます。

展覧会

MoMAの最新の展覧会「オートマニア」は、私たちとクルマの複雑な関係、そして依存について解き明かします。この展覧会は、自動車が誕生して間もない頃のヴィンテージカーも展示しています。MoMAはこの野心的な展覧会を、「現代の工業製品、輸送手段の革新者、スタイルアイコンとしての自動車、さらには石油時代の災難や交通渋滞の元凶であり、生態系の破壊の原因となった自動車」を検証するものと位置づけています。そして最後には、若者たちも、洗練された美しい車の数々に感動することでしょう。

7月4日から2022年1月2日まで開催されるこの展覧会は2部構成になっており、10月10日まで美術館の1階とSculpture Gardenに合計9台のヴィンテージカーが展示されます。この展覧会のタイトルは、ジョージ・オーウェルの「動物農場」の映画化で有名なイギリスのアニメーションスタジオ、ハラス&バチェラーが制作したアニメ映画(1964年アカデミー賞ノミネート作品)に由来しています

新しい没入型アート体験を提供する、「スーパーブルー」がマイアミにオープンしました。スーパーブルーの共同設立者であるMollie Dent-Brocklehurstは、次のように述べています。「スーパーブルーは、没入型アート体験の最先端を行く施設です。この施設に作品を提供するアーティストたちは、新しい世界を垣間見せ、これまでにない体験をさせてくれます。 アーティストたちが創り出したこの新しい世界に浸ることができるよう、お客様をお迎えすることを楽しみにしています。」

チームラボが手掛けた「Massless Clouds(質量ゼロの雲)」は、刻々と変化するインスタレーションの中で、シャボン玉で作られた雲が来場者の動きに合わせるように動きます。

「文字通り、アートの中に入り込むのです。あなたは作品の中で絵の具となり、筆となります。アートが直接、あなたに触れてくるのです。」

このニュースの全文は、オンラインツールのペクレール+で公開されています。

また、「USライフスタイル最新情報 – 2021年秋」では、NYやLAで注目のショップやカフェ、レストランを紹介しています。

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