トレンドブック「ニット&カットソー」のディレクター、ガブリエル・バッジオが、2021年6月28-30日にフィレンツェで開催されたニット糸の展示会「ピッティ・フィラーティ(Pitti Filati)22-23年秋冬」について分析しました。

「トランスフォーメーション(変形)が未来の創造性に」

第89回目となる今回のピッティ・フィラーティは、歴史的に有名なスタツィオーネ・レオポルダで、フォーラムや紡績会社、ヴィンテージのショールームを含む小規模な展示会として開催されました。

今回の展示会のテーマは、コロナやディスタンス(距離)、デジタルが注目された2020年に大きく影響されています。物理的な展示会の復活が、生命や自然、ウェルビーイングへの回帰と同様に重要視されています。変化と変革のためには、常に問い続け、価値を見出すことが必要なのです。

私たちは日常生活でも、創造のプロセスにおいても、急な計画の変更に備え、適応しなければなりません。なぜならファッションとは、現在と未来、現状と未知なもの、クラシックとアバンギャルドの間で揺れ動く今の状況を反映する「鏡」だからです。

シーズンのテーマ

トランスフォーメーション(変形)」を中心に、3つの軸で構成されています。

・身体の変形「ボディ」― 変形の所作としてのカスタマイズ / パーソナライズ

・空間の変形「スペース」― サスティナビリティと自然

・「デバイス」システムの変形

キーポイント

色柄が充実したシーズン。

ハイゲージまたはローゲージのエンボス柄

たくさんの3Dモチーフ、ヘリンボーン柄、より繊細なトーン・オン・トーンとハイゲージ。

グラフィックと繊細なオープンワーク

22-23年秋冬シーズンのブライトカラー、エンボス柄、グラフィック柄の具体例は、ペクレールの「ニット&カットソー2022-23年秋冬」に掲載されています。

このレポートの全文は、オンラインツールのペクレール+で公開されています。

カテゴリー: 展示会