22-23年秋冬メンズコレクション – ペクレールの注目ポイント②

ペクレールのファッションスタイリストアリス・デシデリ（Alice Desideri）が、パリとミラノのコレクションから、お気に入りのルックをピックアップしました。

●パリ

・ ミュウミュウ（Miu Miu）: バレエダンサー＆学生服のミックス。スマート過ぎない、ジェンダーレスルック。

・ ボッター（Botter）: 洗練されたプレッピーな方法で、環境責任や海洋汚染を想起させる。廃品利用で作られたクチュールムード。

・ランバン（Lanvin）: 2つの世界大戦の間の時代からインスピレーションを受け、真面目でありながら楽観的。クラシックで安心感のあるシルエットは、現代と過去を行き来するようで、コルト・マルテーズ（60年代フランスで人気を博したマンガの主人公・冒険家）を思い起こさせます。

●ミラノ

・ スンネイ（Sunnei）: 私たちは思っていたほど、社会や消費パターンの減速を望んでいないのかもしれません。自由な働き方に合わせて、時速160キロで走り抜ける機能的なルック。

・グッチ（Gucci）: ジェンダーレスなアディダスとのコラボレーション : オフィスウェアを再解釈したシルエット。

・ボッテガヴェネタ（Bottega Veneta）：ダークノームコア：レザーのバギーパンツと大胆な白Tシャツ、ストリート風のルーズな量感。シンプルで完璧なルック。

ペクレール＋では、600以上に及ぶ世界各国のファッションショーやリゾートコレクション、プレフォールコレクションを分析し、アティチュードや色、アイテム、素材、プリント、アクセサリーなど、ペクレールの視点を通したサマリーを提供しています。

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22-23年秋冬 メンズコレクション – ペクレールの注目ポイント②