ペクレール・パリのコンサルティングディレクターであるValérie Niang(ヴァレリー・ニアン)が、彼女のファッションに対するビジョンやキャリア、お気に入りについて語ってくれました。

私自身について

ペクレール・パリのコンサルティングディレクター、ヴァレリー・ニアンです。

X世代である私は、社会・経済・文化を大きく変化させたグローバリゼーションの中で成長してきました。

私の仕事

私の情熱:ファッション

時代を象徴するデザイナーやフォーキャスター(未来予測者)、才能あるクリエーター、カリスマ的な業界のリーダーなど、今後のファッションやビューティー、デザインを牽引する全ての人たちを尊敬しています。

そして仕事を通じて、自分とは全く異なる背景を持つ、刺激的で素晴らしい人たちと出会うことができました。

私はステラ・マッカートニーとフィービー・ファイロのクロエで働いた後、ELLEコレクションのアジアを中心とした海外での展開を手がけ、5年前にペクレールに入社しました。

上海と香港という賑やかな大都市で5年間を過ごした私たちは、パリではなく、ヴェクサン(フランス北西部の地方)での静かで穏やかな生活を選びました。

都会から離れて、(ジャックムスのコレクションの舞台のような)麦畑に囲まれて生活するという、この大きな変化にも今では完全に馴染んでいます。

私の仕事はクライアントの要求に対し、的確に応えるために、戦略コンサルタントのチームと一緒にアドバイスをしたり、スタッフを調整したりすることです。

消費者の価値観を読み解くこと、ターゲットとなる消費者像を描くこと、ブランド戦略の構築、クリエーションの骨組みを作ること、これらすべてのプロジェクトに関わっています。そして、小売店や百貨店、インターナショナルブランドなど、さまざまな業界との仕事をしています。ブランドが抱える戦略的・創造的な課題を解決するために、新たな価値を高め、将来の成功を保証するのです。

たくさんのアイデアと共同作業はとても刺激的で、私の野心を掻き立てます。

この多様な専門性と視点が、ペクレールでの仕事の魅力です。

私のモットー

ファッションは複数形だから

ファッションは人を熱狂させるから

ファッションは必要不可欠だから

ファッションは今、意味を持つものになろうとしているから

より少なく、より良い消費が目指されているから

ますますインクルーシブ(誰も排除しない、全ての人を含む)になろうとしているから

私はファッションを愛しています

私の生活

19世紀フランスの自然主義作家、エミール・ゾラの「ルーゴン=マッカール叢書」にハマっています。「エミリー、パリに行く」(Netflixのドラマシリーズ)とは全く違いますね。

インスタグラムの@nowness@mamouz を見て笑ったり、気晴らししたりしています。でもそれ以上に、自然の中でリラックスしたり充電するのが好きです。

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