ファッション写真やポートレート、静物など、パオロ・ロヴェルシ(Paolo Roversi)の写真は非論理的であり、不穏な美しさが漂います。この回顧展は、彼の写真の異質性を浮き彫りにします。

Images courtesy of  Paolo Roversi / Studio Luce

生まれ故郷であるイタリア、ラヴェンナのMAR(ラヴェンナ美術館)で開催される回顧展「Studio Luce」は、3つのフロアで構成され、ピレリカレンダー2020年版の写真や、ディオール、コム・デ・ギャルソン、イタリア版ヴォーグの新作ファッションシリーズなど、初期の写真作品から最新作までを一堂に集めています。

Images courtesy of  Paolo Roversi / Studio Luce

また、ロバート・フランク、アントン・コービン、ピーター・リンドバーグなどのアーティストや友人のポートレート、路上で拾ってきたオブジェを撮影した「静物」、愛用のディアドルフカメラで撮影した写真など、ロヴェルシの新たな面を見せる作品も公開されます。

Images courtesy of  Paolo Roversi / Studio Luce

Paolo Roversi – Studio Luce展

MAR(Art Museum of Ravenna)

Via di Roma, 13 Ravenna

2020年10月10日から2021年1月10日まで開催

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