2021年9月のメゾン・エ・オブジェは、「望ましい発展」をテーマに開催されました。このテーマは、気候や環境、健康の危機を背景に、私たちの消費習慣の見直しを意識づけます。インテリアはこれまで以上に、私たちの日常生活の中心となっています。そして生活空間にサスティナブルで意味や価値のある創造性を吹き込むという、この考え方は、ペクレールの「エンバイロメント&デザイン22-23年秋冬」トレンドブックの中心的傾向とも一致しています。
今回のメゾン・エ・オブジェは、「家」と「モノ」という2つの基本軸に焦点を当てています。
ENCHANTED REFUGE(魅力的な隠れ家)
田舎のスタイルを掘り起こし、新しい技術やアップサイクルによって昔ながらのノウハウを再考し、伝統=実験的スタイルへと発展させるテーマ。草原や山、森の自然をインスピレーションに、伝統が吹き込まれた装飾を生み出します。ウールやリネン繊維といった天然素材により、私たちはサスティナブルな本物の自然とのつながりを取り戻します。
TENSEGRITY(テンセグリティ)
仕切りとつながり、連続性と視覚的なリズム、または線でつながる形の間の緊張したバランス。形の組み合わせが、ダイナミックな動きや大胆さを生み出します。このテーマは、モノと革新的なコンセプトにより、配置やバランスを再考するものです。
環境意識
これまで以上に、環境を尊重したクリエーションや製品を支援しようという意識が高まっています。
メゾン・エ・オブジェの会場のあちこちでエコデザイン、環境に責任を持つ製品、リサイクル 素材、革新的な素材が展示されており、インテリアや消費のあり方を再考するよう呼びかけています。
レポートの全文は、デジタルツールのPeclers+に掲載されています。
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