25-26AWシーズンのカラートレンドとは?

暖色が主役の25年春夏に続き、25-26年秋冬は寒色で幕を開けます。グリーンやブルーがバランスよく組み込まれ、カラーパレットが調和を取り戻します。

そして中間色の重要性を裏付ける、微かに色づいたニュートラルカラー、スモーキーな色調、時の経過や天然染料を想起させる低彩度色が、持続可能性を表現します。

配色は強いコントラストを避け、繊細に組み合わせます。同系色の組み合わせやカマイユを、異素材使いが引き立てます。

さらに、鮮やかなアクセント、メタリックな反射、温かみのあるオレンジや赤っぽいニュアンス、爽やかなブリーチトーンが、このシーズンのパレットを明るく照らします。

では、25-26AWに向けてペクレールが提案する、 7つのカラームードをご紹介します。


1.豊かな素材感によって高められた、穏やかでクリアな色。

ブルー系、グレー系、イエロー系、ピンク系、ナチュラルホワイトなど、繊細な新しいニュートラルカラー。

2. シティルックのための、リッチな植物の色とアースカラー。

ペールイエロー、寒色系のイエロー、オリーブグリーン、カーキ、ヘーゼルナッツ、スモークグレー、レッドブラウン。

3. アクセントカラーとして、あるいはシンプルな組み合わせで使えるカラフルな色調。

中間色系のイエローとダークなエメラルドを除き、鮮やかな高彩度色のパレット。

4. 暗い寒色がコントラストをつける、暖色系の類似色のパレット。

必須のピンクに、サビ色やバーガンディ、色味の強いネイビー、深みのあるグリーンを加えて。

5. 紫がかったトーンに、ナチュラルブラウンとメタリックシルバーをミックス。

蜂蜜とチェストナッツの色が、青みを帯びたローズウッドとパープルに暖かさを加える。

6. アクア、グリーンとブルー、グレー、ブラウンのグラデーションによる寒色のパレット。

無彩色のグレー、ソフトなグリーン、ターコイズ、ラベンダーブルー、ペトロール、スチールグレー、そして寒色系のブラウン。

7.ブライトカラーと甘酸っぱいトーンに、クラシックなキャメルカラーが落ち着きを与える。

イエロー、レッド、オレンジ、ピンクのキャンディカラーに、ソフトなピスタチオとトフィーブラウン。

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